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【準備計画編・その3】土壇場でルートを変更し西回りから東回りに [準備・計画]

「【準備計画編・その2】ワンワールド のサイトでルートを練る」から続きます。

今年初めくらいから、ワンワールド・アライアンスのウェブサイトを使って、旅行のルートを検討していたわけですが、4月には職場の人事異動があり、7~8月に休みを取っても問題なさそうなことがはっきりしたので、大型連休(ゴールデンウィーク)明けに、いよいよ具体的な手配を開始しました。

まずしなければならないのは、航空券の予約と発券です。
(各都市の訪問日程が決まらないと、宿の予約は現地での日程の検討にも入れないので…。)

実は、割と直前まで、西回りでルートを組み立てていました。
まずは香港、またはタイ・バンコクに飛んで、そこから中東・ヨーロッパ方面に向かうルートです。

しかし、予約を入れる直前に、逆の東回りに変更しました。
まずはオーストラリアに飛んで、そこからニュージーランドや南米方面に向かうルートです。

変更した最大の理由は、時差の関係で、日程を短縮できるため。
これに気づいたのは、ジュール・ヴェルヌの「80日間世界一周」のストーリーを思い出したからです。

八十日間世界一周 (創元SF文庫)

八十日間世界一周 (創元SF文庫)

  • 作者: ジュール・ヴェルヌ
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 1976/03/20
  • メディア: 文庫

お読みになったことがある方も多いと思いますが、この小説は、イギリス人の紳士が「80日間で世界一周できるか」という賭けをして、召使いを連れて旅行する話。
舞台は19世紀後半ですから、交通機関は主に船か鉄道。
スエズ運河を通って、インドや香港、日本を経由し、アメリカ大陸を鉄道(など)で横断して、イギリスに船で戻るのですが、途中、日付変更線を東に超えることで、1日「得をする」ことになります。
この「得をした」1日が物語のポイントになっているわけです。

日本からハワイに旅行すると、日付変更線を越えるので、同じようなことが起こります。
ハワイに向かう際、例えば金曜日の夜に成田や羽田空港を出発すると、同じ金曜日の午前中にホノルルに到着します。
時間が戻っている形になるので、「得する」ことになります。
ただし、帰りは逆向きに越えるので、例えば土曜日のお昼にホノルルを出発すると、成田/羽田着は日曜日の夕方だったりします。
時間を「損した」形です。

説明が長くなりましたが、今回の世界一周旅行にあたっても、どうせなら時間を「得する」方がよかろうと思い、土壇場で急きょ変更したわけです。
(正確に覚えていませんが、予約・発券の1週間くらい前だったと思います。)
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【準備計画編・その2】ワンワールド のサイトでルートを練る [準備・計画]

「【準備計画編・その1】『世界一周堂』のサイトなどで基礎知識を学ぶ」から続きます。

数年前から世界一周旅行の構想を練っていたんですが、去年の秋までに実現しなかったので、実行可能な時期は今年の夏に絞られることになりました。

ということで、去年の暮れあたりから、実際のルートのリサーチに入りました。

その際考えたのは、以下のような要素です。
▽毎年の1週間〜10日程度の旅程では行きにくい場所を訪れる
▽南半球も訪れたい(特に行きたいのは未踏の南米)
▽南米のうち特に訪れたいはアルゼンチン
 (ほかにペルーやブラジルという選択肢もあるものの…)
▽北米(アメリカとカナダ)は行かない
▽(たぶん)一生に一度の旅行なので必要な費用はかける

このうち、南米に行くとなると、LATAM航空が加盟しているワンワールド系が便利ということになります。
(LATAMは数年前にチリのLANチリ航空と、ブラジルのTAM航空が一緒になったエアラインです。)

そんなこんなで、時間の空いたときなどに、ワンワールドのウェブサイト内にある、世界一周航空券の計画・手配ができる 「ワンワールド ・エクスプローラー・世界一周旅行の計画とご予約」というページにアクセス。
img_OneWorldExplorer2.jpg

いろいろとルートを調べました。
ページの詳しい使い方は省略しますが、寄港地を訪問順に選んで行き、ルートを組み立てることが可能。
組み立てたルートがワンワールドのルールに則っていれば、航空便の検索や予約が可能になり、料金も自動的に計算してくれます。
img_OneWorldExplorer3.jpg
(今回の実際の旅程とは異なります。)

航空券のルールの一部を同サイトから採録します。
▽ワンワールドが運航する大陸のうち少なくとも3大陸が含まれる
▽大陸から大陸へのルートは西回りまたは東回りで常に同じ方向で連続する
▽世界一周旅行の旅程で最大16区間まで
▽各大陸内で最大4区間(北米では6区間まで)まで利用できる
▽旅行期間は10日以上12カ月以内

これは、ページにアクセスして検討するだけならもちろん費用はかからないので、時間の空いたときに何度もやってみて、細かく検討しました。
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【準備計画編・その1】「世界一周堂」のサイトなどで基礎知識を学ぶ [準備・計画]

今年(2018年)7月から8月にかけて、家人と2人で世界一周旅行してきました。
長年働いた記念にまとまった休みが取れるので、「この機会を逃したら二度とチャンスはない」と思い、かなりの出費を覚悟しての決断でした。

このブログでは、計画から実際の旅行について、ぼちぼちと更新していきますので、よろしければお付き合いをお願いします。

私は仕事とプライベートを合わせると、訪れた場所は約50の国・地域になります。
ここ数年、夏休みは毎年ヨーロッパかアジア方面に家人と2人で旅行してきました。
「まとまった休みが取れれば、これまで行ったことのない国にも行ってみたいなあ」とも思っていました。

具体的な計画を立てる前段階として、世界一周旅行専門の代理店「世界一周堂」のウェブサイトを見たり、関係する本を読んだりして、基礎知識を得ました。
(実際の具体的計画段階では、世界一周堂には相談しなかったので、ウェブサイトの紹介だけで申し訳ないんですが…。)

例えばこんな本です。
新・世界一周NAVI 改訂版

新・世界一周NAVI 改訂版

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: イカロス出版
  • 発売日: 2017/01/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


その結果、近年、世界一周旅行券は航空会社のアライアンスごとに組み立てることができる、ということが分かりました。
(かつては、今はなきパンアメリカン航空などが世界一周便を運航していたと思うんですが…。)

「アライアンス」とは、マイレージなどを共通化している航空会社の連合のこと。
代表的なものは以下の3つです。
「ワンワールド」は日本航空(JAL)やアメリカン航空(AA)、英国航空(BA)などが加盟。
「スターアライアンス」は全日空(ANA)、シンガポール航空(SQ)、ルフトハンザ航空(LH)など。
「スカイチーム」はデルタ航空(DL)、エールフランス(AF)などが加盟しています。

これらのアライアンスには、それぞれ世界一周航空券を組み立てて発券するためのルールがあることなど、上記のウェブサイトや本で知識を得ました。
ルールとは、全部で何カ所立ち寄れるか、大陸ごとに寄港地数の制限があるか、などです。

これらの情報を基に、数年前から旅程をなんとなく考え始めました。
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