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【旅行35日目・その1】再びのザマレク散策とお昼の韓国料理 [エジプト]

「【旅行34日目・その3】夜の帳が降りた砂漠にピラミッドのシルエット」から続きます。

世界一周旅行35日目の8月13日。
カイロ中心部を流れるナイル川の中州、ゲジラ島にあるカイロ・マリオット・ホテルに泊まっています。
宿泊に朝食はついていないので、朝から出かけます。

こちらは前日に朝食を食べたカフェ。
IMG_8279カフェ.jpg

そして、本日の朝ごはんはこちらの「シモンズ」(Simonds)というベーカリーカフェでいただきます。
看板などに"Since 1898"とあるので、創業120年の老舗みたいです。
IMG_8280ベーカリー.jpg

このあと、家人はホテルのプールサイドでのんびりするというので、私は(ポケモンハンティングを兼ねて)ザマレク地区を散策。

初日に続いて、かつて住んでいたフラット(アパート)のところまでやってきました。
IMG_8286フラット.jpg

隣にあった薬局は27年経っても健在。
IMG_8285隣の薬局.jpg

こちらが、フラットのエントランスホールです。
IMG_8284エントランス.jpg
IMG_8282フラット階段.jpg

エレベーターはこんな感じ。
3〜4人で満員の小さなもので、かなり年季が入っています。
IMG_8283エレベーター.jpg

散策を終えてホテルの部屋に戻ります。
IMG_8287マリオット部屋.jpg

こちらは部屋番号(3202号室)の表示。
上にあるのはアラビア語の数字です。
アラビア語の文字は右から左に書きますが、数字だけは左から右です。
最初は変な感じですが、慣れると大丈夫。
IMG_8288部屋番号3202.jpg

お昼は、ホテルから歩いて10分弱の韓国料理店「ハナ」へ。
(「ハナ」とは花や鼻ではなく韓国語で「1」という意味です。)
このお店、場所は変わっているようですが、住んでいた頃からありました。
IMG_8289ハナ.jpg

少し遅い時間だったので、店内は私たちのほかはオーナーらしき韓国人の家族だけ。
IMG_8292店内.jpg

割とそれっぽい料理が出てきました。
私はキムチチャーハン、家人は冷麺を頼みました。
IMG_8290韓国料理.jpg
IMG_8291キムチチャーハン.jpg

このあと、(写真はありませんが)ザマレク地区在住外国人『御用達』の「サニースーパーマーケット」で買い物。
住んでいた頃からありましたが、話によるといったんつぶれて、再開店したとのこと。
以前より品揃えが豊富で、ちゃんとしているように見えます。
ここでもお土産など買いました。
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【旅行34日目・その3】夜の帳が降りた砂漠にピラミッドのシルエット [エジプト]

「【旅行34日目・その2】カイロに来たらやっぱりピラミッドは見ないとね」から続きます。

カイロ市内のホテルから、チャーターした車でピラミッドを見に来ています。
午後5時以降は近くまで入れないのですが、運転手が「馬車に乗ればもっと近づける」というので、頼むことにします。
乗るのはこんな馬車。
IMG_8248馬車.jpg

御者はムハンマドという名前(だったと思います)。
IMG_8249馬車.jpg

少し進んでいくと、馬車がたくさん止まってます。
このあたりは、こうした観光客向け馬車で生計を立てている人たちの居住区のようです。
IMG_8256馬車たくさん.jpg

ラクダもたくさんいます。
IMG_8260ラクダ.jpg

ラクダに乗った欧米人とおぼしき人たちとすれ違います。
観光を終えて戻って来るところでしょう。
IMG_8261ラクダ.jpg

道路脇にヒツジの群れ。
食用だと思います。
ラマダン(断食月)明けなどお祭りのときには、裕福な人がこうしたヒツジを屠って、近所の人に振る舞ったりします。
IMG_8258ヒツジ.jpg

御者のムハンマドは「ヨーロッパ人でなければ大丈夫」とか言っていたんですが、馬車で10〜15分ほど進んだところのゲートに警察官がいて、「この時間は入れない」と言って、馬車を追い返そうとします。
ムハンマドは「日本人だから通せ」とか言っているようですが、結局ダメでした。

仕方なく、ずっと砂漠の中を進んで遠回りでピラミッドに近づこうとするんですが、まもなく日が暮れてきました。
そういえば、住んでいたころ、真っ暗な時間帯に砂漠に行ったことはありません。
夜の帳が下りた砂漠に浮かび上がるピラミッドのシルエット。
印象的な眺めではあります。
IMG_8267ピラミッドのシルエット.jpg
IMG_8268ピラミッド.jpg

結局、ピラミッドにあまり近づかないまま、砂漠を小一時間走り回って、出発地に戻ります。
馬車に乗ること自体を楽しんだと思えば、それはそれで面白い体験でした。
ちなみに、馬車の料金は「言い値でいい」と言うので400エジプトポンド(2,500〜2,600円くらい)。
ほかに御者にチップを150エジプトポンド(1,000円弱)払いました。
チップを弾みすぎかもしれませんが、そんなにぼられてはいないと思うんですが…。
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【旅行34日目・その2】カイロに来たらやっぱりピラミッドは見ないとね [エジプト]

「【旅行34日目・その1】ハンハリーリ市場と和食店のかつ重」から続きます。

朝からカイロ市内を歩いたり、ハンハリーリ市場で買い物したり。
昼食に和食レストランでかつ重をいただいたあとは、ホテルへ戻り一休み。

夕方からはピラミッドを見に行きます。
当初は見なくてもいいかと思っていたんですが、ほかにどうしても行きたい場所があるわけでもないし、「やはりカイロに来たからには」というか、「エジプトに来るのはこれがたぶん最後だろう」と思ったので…。

ホテルで車の手配を頼んだら、こんな中国製のSUVがやってきました。
IMG_8247中国製RV.jpg
IMG_1499中国車.jpg
IMG_1497中国車.jpg
奇瑞汽車(Chery Automobile)っていいうやつですかね…。
乗り心地は別に悪くありませんでした。

ピラミッドとスフィンクスは、ナイル川の西岸、行政区分でいうとギザ市というところにあります。
カイロ市内からは直線距離で12〜13kmくらいですが、渋滞していると車で小一時間かかります。

ホテルを出たのは夕方4時ごろだったと思いますが、午後5時くらいに到着。
たぶん28年ぶりのピラミッドです。
(デジカメの絞りをいろいろ変えて撮っているので、同じ時間帯でも明るさが違います。)
IMG_8254ピラミッド.jpg
IMG_8253スフィンクス.jpg
IMG_8244ピラミッド.jpg
IMG_8246ピラミッド.jpg
IMG_8252ピラミッド.jpg

以前はいつでもピラミッドのそばまで行けたような気がするんですが、現在は、周囲にフェンスが巡らされていて、夕方5時以降は入れません。
それは事前に了解の上、フェンスの外からでいいと思って行きました。
住んでいた頃に、来訪者を案内して何度もそばまで行きましたし、ピラミッドの中にも入ったことあるので…。

下の写真は、近くにあるピザハット(とケンタッキーフライドチキン)のお店。
「ピラミッドを見るならここ」と言われているそうです。
IMG_8251ピザハット.jpg
IMG_8255ピザハット.jpg
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【旅行34日目・その1】ハンハリーリ市場と和食店のかつ重 [エジプト]

「【旅行33日目・その2】ステラビールが美味しくなっていてビックリ!」から続きます。

旅行34日目の8月12日。
かつて暮らしていたエジプト・カイロに滞在中です。

朝食はマリオット・ホテル近くの「コーヒービーン&ティーリーフ」(The Coffee Bean & Tea Leaf)で。
(住んでいたころはこんなチェーンはありませんでした。)
IMG_8233カフェ.jpg

そのあと、午前中はカイロ市内を散策。
ナイル川にかかる橋を徒歩で渡ります。
こちらは橋上から見たマリオット・ホテル。
IMG_8236マリオット.jpg

ナイル川を橋から見たところです。
写真右が中州であるゲジラ島で、左側はナイル川東岸のカイロ市街。
IMG_8237ナイル川.jpg

しばらく市街地を歩きましたが、あちこち工事していて、建物がそこら中で取り壊されています。
ただでさえほこりっぽい町なのに、さらにひどくなった感じ。
気温も高いので、早々に次の目的地へ。

タクシーでハンハリーリ市場へ向かいます。
持っているiPad Miniで、念のために英語からアラビア語に翻訳して画面に表示していたんですが、行き先はアラビア語で通じました。

この写真は、市場の道路反対側にあるモスク(確かアズハル・モスク)。
IMG_8240モスク.jpg

こちらが観光客向けの土産物などを売っているハンハリーリ市場。
あまり外国人観光客の姿は見えません。
かつてを思い出して値切りながら、ピラミッドの置物などお土産を購入します。
IMG_8239ハンハリーリ.jpg
IMG_1493ハンハリーリ.jpg

買い物を終えたところでお昼どきになったので、ゲジラ島に移動。
和食店で昼食にします。
ヒルトンのレジデンスホテルにある「牧野」というお店です。
IMG_8243牧野.jpg

きょうもステラビール。
IMG_1495ステラビール.jpg

かつ重をいただきます。
(日本にいるときは、とんかつなどダイエットのために自粛しているんですが、久しぶりの和食なので自粛解除。)
まあまあのお味です。
IMG_8242カツ丼.jpg

昼食後は、タクシーでマリオット・ホテルに戻ります。
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【準備計画編・その13】訪問地のガイドブックは最小限に [準備・計画]

「【準備計画編・その12】アルハンブラ宮殿やサグラダファミリアなど4施設を予約する」から続きます。

旅行するとき、訪問先のガイドブックを買う人は多いと思います。
しかし、最近では電子書籍が普及してきたので、一部の旅行に関するサイトでは「荷物が増えるのを避けるため、ガイドブックは紙の本では買わずに電子書籍にしましょう」とお勧めしています。

今回、訪問先が8カ国に及ぶので、さすがに全部の行き先のガイドブックは買いませんでした。

それでも4冊のガイドブックを買い増した。
購入したのは以下の通りです。
(一部最新版が表示されますが、購入したのは旅行時点で販売されていたものです。)

「タビトモ ニュージーランド」
ニュージーランド (タビトモ)

ニュージーランド (タビトモ)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ジェイティビィパブリッシング
  • 発売日: 2018/04/05
  • メディア: 単行本


「地球の歩き方 アルゼンチン チリ パラグアイ ウルグアイ」
B22 地球の歩き方 アルゼンチン チリ パラグアイ ウルグアイ 2018~2019

B22 地球の歩き方 アルゼンチン チリ パラグアイ ウルグアイ 2018~2019

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド・ビッグ社
  • 発売日: 2017/10/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


「地球の歩き方 スペイン」
A20 地球の歩き方 スペイン 2019~2020

A20 地球の歩き方 スペイン 2019~2020

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド・ビッグ社
  • 発売日: 2019/03/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


「るるぶスペイン」
るるぶスペイン'20 (るるぶ情報版海外)

るるぶスペイン'20 (るるぶ情報版海外)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ジェイティビィパブリッシング
  • 発売日: 2019/01/10
  • メディア: ムック


購入したのは、いずれも今回、初訪問の国々。
逆に言うと、行ったことのある国、つまりオーストラリア、エジプト、ヨルダン、タイの4カ国はガイドブックなしで、経験とネット情報で済ませました。
もちろん特に支障は感じませんでした。

iPad Miniは持参していたので、電子書籍を読むことはできたんですが、紙の本の方がなぜか安心する感じがして…。
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【旅行33日目・その2】ステラビールが美味しくなっていてビックリ! [エジプト]

「【旅行33日目・その1】ナイル川中州にあるマリオット・ホテルからかつての住居へ」から続きます。

カイロ中心部を流れるナイル川の中州、ゲジラ島のザマレク地区を散策したあと、午後はホテルの部屋でゆっくり過ごします。

夕食は、ホテル近くのエジプト料理店へ。
7月26日通りを渡ってすぐ近くにあるアブ・エル・シドという観光客に人気らしいお店です。
住んでいた頃にはありませんでした。

「確かこのビルにM新聞社の支局があったなあ」などと思いながらお店の中へ。
IMG_1483店内.jpg

店内は薄暗いんですが、雰囲気は悪くありません。
まずはビール。
おっかなびっくりながら、エジプトといえばこの銘柄、ステラビールを注文します。
飲んで見てびっくり!
ちゃんとビールの味がします。
IMG_8228ステラビール.jpg
住んでいた30年近く前、ステラビールはとても飲めたものではありませんでした。
「瓶ごとに味が違う」と言っていて、気が抜けていたり、酸っぱかったり、泥水のような味だったり(泥水を飲んだことはありませんが)で、「ときどき、なんとか飲めるものに当たる」という感じ。
「ステラ・エクスポート」という「輸出用」と称する少し高いものもあったんですが、これも酸っぱいものは少ないものの、決してうまくありませんでした。
エジプトから国外出張したときは、重たいのに缶ビールを買って帰ったこともあったくらいです。
この20年あまりで、ステラビールに何があったんでしょう?

などと驚いているうちに料理が運ばれてきました。
こちらはターメイヤというコロッケのようなもの。
そら豆をつぶして丸めたものを揚げています。
(エジプトの庶民は、ふだんお肉などはあまり口にできず、豆やチーズがタンパク源です。)
素朴ですがまあまあのお味。
IMG_8230ターメイヤ.jpg

そして、日本でもおなじみになってきたモロヘイヤという粘り気のある葉物野菜のスープと、ケバブ(お肉)など。
真ん中に見えるチキンとライスはモロヘイヤスープのサイドディッシュです。
どれもおいしゅうございます。
IMG_8231ケバブ&モロヘイヤ.jpg

ビールとミネラルウォーター、それにこれだけの料理を注文して、200エジプトポンド=約1,300円でした。
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【旅行33日目・その1】ナイル川中州にあるマリオット・ホテルからかつての住居へ [エジプト]

「【旅行32日目・その2】ヒースロー経由で27年ぶりのエジプト・カイロへ」から続きます。

スペイン・バルセロナからロンドン・ヒースロー空港で乗り換えて、エジプトのカイロ空港に到着したのは、ヒースロー出発が遅れたため8月11日(旅行33日目)の未明。
空港からタクシーでホテルに直行し、すぐに就寝しました。

泊まっているのは、ナイル川の中州であるゲジラ島にあるカイロ・マリオット・ホテルです。
IMG_8217マリオット.jpg

19世紀後半に建設された宮殿の敷地に建っていて、1,000以上の客室がある巨大ホテルです。
昔の宮殿部分を挟むように20階建ての客室棟2つがあり、中央部分はフロントやレストラン、カジノがあるほか、下の写真のようなプールもあります。
img_8216マリオットプールのコピー.jpg
今から30年前(この旅行からだと29年前)のカイロ赴任時も、最初はこのホテルに泊まりました。
今回泊まったのは、プールの左に見えている低層の宿泊棟の部屋です。

お昼前にゲジラ島北部のザマレク地区の散策に出かけます。
下の写真はマリオットホテルを、北側を走る7月26日通りからみたところ。
IMG_8218マリオット.jpg

15分くらい歩いてザマレク地区の北西部へ。
写真の白い建物はフラメンコ・ホテルという4つ星の宿。
ゴールデン・チューリップというオランダのホテルチェーンの1軒で、今回も宿泊を検討しましたが見送りました。
IMG_8219フラメンコホテル.jpg

実は、1989年から90年にかけて、フラメンコ・ホテルの斜め前のフラット(アパート)に住んでました。
こちらの写真がそのフラットです。(住んでいたのは確か5階)
IMG_8222昔のフラット.jpg
このあたりは、19世紀以降、エジプトを事実上支配していたイギリスの駐在員など、外国人の居住地区でした。
このフラットが何年くらい前の建物かはよく分かりませんが、エレベーターのドアが鎧戸になっていて、かなり旧式だったので、相当古いんだと思います。

下の写真は、フラメンコホテルのベーカリー。
住んでいた頃は、よくパンを買ってました。
エジプトのパンは、中東によくある膨らんでいない平たいものですが、このベーカリーは西洋式のパンがまあまあのレベルのものを売っていました。
IMG_8224ベーカリー.jpg

カイロらしく猛暑なので、このベーカリーで一息つきます。
デニッシュはなかなかおいしゅうございました。
IMG_8223デニッシュ.jpg

さらにザマレクを歩いていると、こんなポップコーン店を発見。
KuKuRuZa(ククルザ)というアメリカのチェーンですね。
あまりお客さんはいないようですが…。
IMG_8226ポップコーン店.jpg

住んでいた頃も、ヨーロッパやアメリカのお店が散発的に出店しては、ほどなくして撤退するという話をよく聞きました。
エジプトの庶民の購買力が低いのと、物流や行政手続きの問題で、商売がうまくいかないということだったと思います。
最近はどうなんでしょう…。
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【旅行32日目・その2】ヒースロー経由で27年ぶりのエジプト・カイロへ [機内・機窓]

「【旅行32日目・その1】サグラダファミリアそしてスペインに別れを告げる」から続きます。

11日間滞在したスペインに別れを告げ、英国航空(BA)でロンドンに向かいます。
13:35発BA485便ロンドン行き、機材はエアバスA320です。
IMG_8201BAエアバス.jpg

飛行時間は2時間ちょっとなので、機内食はこんな感じのシンプルなもの。
IMG_8202機内食.jpg

予定通りヒースロー空港に到着。
エミレーツのエアバスA380が駐機しています。
A380は生産終了だそうでなんだか残念。
IMG_8203エミレーツA380.jpg

実は、ロンドンは乗り換えだけで、エジプトのカイロに向かう予定です。
ターミナル5に移動します。
(記録を残してないんですが、バルセロナからの到着はターミナル3だったと思います。)
IMG_8205ターミナル5.jpg
IMG_8206ヒースロー.jpg
IMG_8207ヒースロー.jpg
IMG_8208ヒースロー.jpg

次に乗るのはBA155便です。
実は約30年前の1989年にカイロに赴任しました。
そのときもロンドン経由だったんですが、ロンドン→カイロはBAでした。
たぶん同じ155便だったと思います。
ただし、当時はヒースローではなくガトウィック空港でした。
IMG_8210カイロ行きBA155.jpg

機材はボーイング787です。
(30年前はロッキード・トライスターでした。)
IMG_8211B787.jpg

実は、機内に乗り込んだあと、長時間待たされました。
ヒースロー付近に雷雲が近づいているとのことで、離着陸ができないとのこと。
結局、2時間ほど遅れて出発しました。

離陸後は順調。
飲み物はハイネケン、機内食は魚をチョイスします。
IMG_8212ハイネケン.jpg
IMG_8213機内食.jpg

予定時刻よりは約2時間遅れて、カイロ空港に到着。
正確に言うと日付が変わって現地時間8月11日の午前1時を回っています。

私と家人にとっては、1991年に日本に戻って以来27年ぶりのエジプトです。
(ロンドンでカイロ行きに乗ったあたりから、いろんなことを思い出しました。)

入国ビザが必要なんですが、空港で取得可能。
でも、窓口がよく分からず、とりあえずパスポートコントロールに並んでみたら、「あっちでビザ取ってこい」と近くのブースを指示されました。
銀行の両替窓口かと思ったのが、ビザ購入の場所でした。

25ドルということですが、米ドルは持っていなかったので、ユーロで支払いました。
IMG_8215入国ビザ.jpg

到着ロビーに出ると、「タクシー?」と叫ぶおっさんたちに取り囲まれます。
途上国によくある光景ですが、変な客引きに捕まるとぼったくられるのではないかと、久しぶりの緊張。
とりあえず、ロビー内で言い寄ってくるおっさんたちをかき分けて、ターミナル外に出たんですが、タクシー乗り場がよく分かりません。

結局、ターミナル内の出口近くにいた制服姿(でも何の制服かはよく分からないけど)の男に頼んで、車に乗り込みました。
たぶんぼったくられてないと思います。
まあ、余計に払ったとしてもたぶん日本円で1,000円程度なんですけどね。

こちら(下掲)は、空港から離れる間際に撮影した写真。
アラビア語を見ると、「ああエジプトに来たんだな」と改めて思います。
時間も遅いので、カイロ市中心部のホテルに直行します。
IMG_8216到着ロビー.jpg
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【旅行32日目・その1】サグラダファミリアそしてスペインに別れを告げる [スペイン]

「【旅行31日目・その3】コルドバのフラメンコはカスタネットを使わない!?」から続きます。

旅行32日目の8月10日。
いよいよ11日間のスペイン滞在も最終日です。

サグラダファミリア教会の目の前のカフェで朝食にします。
IMG_8194カフェ&ランチ.jpg

温度は記録してませんが、バルセロナの朝は爽やか。
スペインらしく最後はチュロスとホットチョコレートをいただきます。
IMG_8191チョコ&チュロス.jpg
IMG_8195チュロス.jpg

目の前のサグラダファミリアはこんな感じ。
何度見ても圧倒されます。
IMG_8192サグラダファミリア.jpg
IMG_8193サグラダファミリア.jpg

ホテルからバルセロナ空港まではタクシーで30分ほど。
IMG_8196空港.jpg
IMG_8197空港.jpg

ターミナル内の表示は、カタルーニャ語、英語、スペイン語の順。
IMG_8198ゲート表示.jpg

乗るのは写真手前の英国航空(BA)の便。
(後ろのアエロフロートではありません。)
IMG_8199BAとアエロフロート.jpg

ロンドン行きに搭乗します。
IMG_8200ロンドン行き.jpg
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【旅行31日目・その3】コルドバのフラメンコはカスタネットを使わない!? [スペイン]

「【旅行31日目・その2】バルセロナの海岸とカタルーニャ州政府庁舎と大聖堂」から続きます。

バルセロナ滞在3日目。
昼間はあまり予定を入れず、市内をぶらぶらしましたが、夜はフラメンコを見に行きます。

ランブラス通り沿いにはなぜかカサ・ベートーヴェンというお店が。
ベートーヴェン関連のグッズなどを売っています。
IMG_8174カサベートーヴェン.jpg

前日にネットで予約したのは、ランブラス通り沿いにあるタブラオ・フラメンコ・コルドベス(Tablao Flamenco Cordobes)というお店です。
タブラオとはフラメンコを上演する飲食店、コルドベスとは「コルドバ(アンダルシア地方の主要都市)の」という意味です。
IMG_8175フラメンコ.jpg

本日の出演者の1人。
ホセ・マヤという男性ダンサー。
IMG_8176フラメンココルドベス.jpg

ショーの前にビュッフェ形式の食事が出ます。
飲み物が含まれているかどうか忘れましたが、食事とショーで約80ユーロ(約1万円)です。
IMG_8177ビール.jpg

ショーの会場はそんなに広くなく、ステージはこんな感じ。
客席は50人くらいですかね…。
パックツアーで来ているらしい日本人の姿もありました。
(日本を出て初めて=約1カ月ぶりに、たくさんの日本人に会いました。)
IMG_8182フラメンコ.jpg
IMG_8188ステージ.jpg
IMG_8183ステージ.jpg

撮影OKだったのはショーは最後の部分だけで、写真は少ししかありません。
IMG_8185フラメンコ.jpg
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最初は、歌い手とギタリストの3〜4人が歌ったり演奏したり。
男性ダンサーが交代で踊ります。
その後、女性ダンサーも登場し、どんどん盛り上がりました。

演奏に使われる楽器はギターが中心。
私たちがフラメンコというと思い浮かべるカスタネットは最後まで使われず、リズムは手拍子と床を踏み鳴らすのみでした。
フラメンコのスタイルは、地方によっていろいろあるみたいですが、詳しいことはこれから調べたいと思います。

終演後にショーの会場のテーブルを見ると、これは完全にアラブ風ですね。
IMG_8189テーブル.jpg

フラメンコは、ロマ(かつてジプシーと呼ばれた放浪の民)を起源とし、アラブ人(モーロ人、ムーア人)の影響を受けているのだそうです。

アルゼンチンのタンゴに続いて、現地ならではの音楽と踊りを堪能しました。
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